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執筆者の写真SIJIHIVE Team

英語力を存分に活かす!ハワイ関連の仕事とその周辺にまつわるあれこれ


木製テーブルの上に並べられた雑誌や写真集を整理する白黒のドット柄のシャツとデニムのオーバーオールを着た人

ALOHA! ハワイをこよなく愛する翻訳者兼フラ講師の板羽柚佳です。大好きなハワイをいつも感じていたいという思いから、ハワイアンカードを使ったカードリーディングセッションの提供やハワイの自然をモチーフにしたハンドメイドアクセサリーなどの製作販売もしています。


そんな筆者も50代となりそろそろ好きな場所で好きなことを活かしながら暮らすことを視野に入れ始めました。これまでご紹介してきたハワイに関する記事を読んでくださった方は、ハワイが日本人にとって優しく暮らしやすい場所であることを感じていただけたかと思います。そこで今回は、もう少し踏み込んで、ハワイ現地や日本国内でできる、語学力(英語力)を活かしてハワイと繋がれる仕事についてお伝えしていきます。


目次



  1. 現地で英語力をダイレクトに生かせる仕事は?


ハワイオアフ島のアウラニ ディズニーリゾートのホテルと青い空、ホテルを囲むヤシの木

ハワイの観光業界では日本語を話す旅行者が多いため、日本語と英語の両方を話せるスタッフが求められています。例えば、ホテルやリゾート、ツアー会社などでの通訳業務が一般的です。観光客に対して現地の文化や観光スポットを紹介するツアーガイドとしても活躍できるでしょう。また、ツアーの説明資料やパンフレット、ウェブサイトなどのコンテンツを日本語に翻訳する仕事もあります。


ハワイは、アジアとアメリカの中間に位置していることからビジネスの拠点としても重要な地点となっており、日本とアメリカのビジネスパートナーシップを強化するための通訳や、契約書やビジネス文書などの翻訳業務も非常に需要の高い業務です。

さらに、現地には多くの日本人居住者や長期滞在者がいるため、医療機関でも日本語通訳が求められます。病院やクリニックでは、患者と医師の間で行われる診察内容の通訳が主な業務となり、医療に関する専門用語を理解し、正確に伝える能力が必要とされるため、医療通訳の資格を取得していることがポイントとなりそうです。


また、ハワイは結婚式のロケーションとしても非常に人気があることから、日本人カップルのハワイで挙式の際、関係者間のコミュニケーションを円滑に進めるサポートをするアテンド業務や、結婚式以外にも国際会議やフェスティバルなど、様々なイベントでの業務も考えられます。


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2. 日本人がハワイで就業するための就労ビザについて


世界地図の上に置かれたおもちゃの飛行機、地球儀、ノート、切手が貼られたパスポートケース

さまざまな業種についてご紹介しましたが、ここで気になるのがハワイで就業するにあたり、事前に取得する必要のある就労ビザ。米国で合法的に働くためには、適切なビザを取得することが必須です。ハワイで働くために取得すべき主要な就労ビザと申請プロセスについてもご紹介します。


H-1Bビザ

最も一般的な就労ビザの一つ。特定の専門職に就く人を対象としており、通常は大学卒業以上の学歴や専門的な知識を持つことが条件となります。ハワイでの仕事を提供する雇用主が、申請者をスポンサーとして米国移民局(USCIS)に申請します。最長6年間有効で、さらに永住権申請の際のステップとしても利用されることが多いビザです。年間で発行される数が制限されています。毎年4月に申請受付が開始され、発行枠が埋まるとその年度の申請が締め切られるため、早めの準備が必要です。


L-1ビザ

こちらは企業内転勤者ビザとも呼ばれる、日本企業の従業員がハワイにある関連会社や子会社に転勤する際に使用されるビザ。初回は1年から3年の期間が認められ、その後延長が可能です。


E-2ビザ

投資家ビザとも呼ばれ、日本人がハワイでビジネスを開始し、一定額の投資を行う場合に適用されます。投資家やその家族、そしてビジネスの運営に必要な従業員に発行されることがあります。ビジネスが継続している限り、E-2ビザの更新は可能です。


必要書類の準備

ビザの申請には、雇用契約書、学歴証明書、企業の財務書類など、さまざまな書類が必要です。特にH-1Bビザでは、申請者の学歴や職歴が重要な審査ポイントとなりますので、十分な準備が必要です。


40代からでも可能な米国版ワーキングホリデー?!J-1ビザ

上記3つの就労ビザの概要を読んで、少々ハードルが高いと感じた方におすすめのビザ。アメリカ国務省が認定する職種、業種で有給の研修ができるインターンシップ研修生に発給され、最長18か月間ハワイ(米国)で働けます。カナダやオーストラリアのワーキングホリデーの年齢制限は30歳までと決まっていますが、J-1ビザの年齢制限は決まっていないので40代の方でも取得することができます。現場で語学力を磨き、国際感覚、米国企業でのマネジメント力を身につけ、今後のキャリアアップに役立てることができます。J-1ビザを申請する際は、一定の預金が必要であるなどの諸条件を満たす必要があります、詳しくはこちらのサイトをご確認ください。



3. 日本に居ながらできるハワイ関連の業務


ビーチの水に浮かぶサーフボードとその上に置かれたノートパソコン、背景に映るサンセットとヤシの木

さて、ここからは日本に居ながら従事できる、ハワイに関連する業種についてご紹介します。


日本国内の旅行代理店では、ハワイ旅行に関する情報を提供するため、パンフレットやウェブサイトの翻訳や、ハワイ現地のツアー会社・ホテルとの交渉などで通訳を必要とすることがあります。


日本国内で季節を問わず開催されるハワイをテーマにしたイベントでは、ハワイ文化を紹介するためのコンテンツの翻訳や、来日するハワイのアーティストやパフォーマーの通訳が必要です。



また、ハワイをテーマにしたオンラインショップや観光情報サイトなどのウェブサイトが日本市場をターゲットにローカライズする際に、商品の説明やレビュー、観光スポットの紹介文などのコンテンツを翻訳する業務は在宅でも可能なため、日本にいながらハワイに関連する仕事をすることができます。特に、SEO に対応した翻訳、ハワイに関する知識、文化的背景を考慮したローカライゼーションのスキルは重宝されるでしょう。


ハワイの文化や歴史、自然を学ぶためのオンライン講座やウェビナーも人気が高まっています。これらの講座では、ハワイ現地の講師が英語で授業を行うことが多いため、日本人受講者向けに通訳が必要です。講座の資料やプレゼンテーションの翻訳も重要な業務でありオンラインでの仕事なので、日本にいながらでも取り組むことができます。こういった業務は紹介でつながることがほとんどのようなので、SNS などを活用しながらコツコツと情報を集めていくこともポイントになりそうです。


また、ハワイアンフェスティバルやハワイ旅行フェアなどのイベントの企画運営に携わる仕事や、ハワイでの就業ビザの取得を日本のオフィスからサポートする企業もあり、ハワイでの研修もあるようです。



4. まとめ

ハワイの山々が映る景色と雲に覆われた青い空に大きく架かる虹

ハワイ現地で英語力を活かす仕事は、観光業やビジネス、医療、イベント運営など多岐にわたり、日本国内でもハワイに関連する翻訳・通訳の機会は豊富にあります。ハワイが好きで、英語と日本語のスキルを生かした仕事に取り組みたい人にとって、様々な選択肢があることに触れた今回の記事、いかがでしたか?興味のある様々な現場に関わることでスキルを磨き、実践を重ねることで、ハワイと日本をつなぐ架け橋として活躍できる場が広がっていくかも…。新たな人生の扉を開くきっかけとなれば嬉しいです。



参考サイト:



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著者プロフィール


YUKA ITAHA


テレビラジオ業界でナレーターとして25年、フラ教室主宰15年とエンタメ業界一筋で生きてきたが、コロナ禍をきっかけに長年の夢だった翻訳業務を開始。

ハワイへは年に数回渡航。日々変化していく生きた英語に触れながら、

異文化間の思考の違いや取り組み方の違いを肌で感じ、

その違いを相互理解しながら埋めていくための一助となるべく、目下、邁進中。







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