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中国向けウェブサイトならコレ!ChinaSPEEDで中国マーケを高速・最適化

更新日:2021年10月18日



2021年10月1日、日本全国で緊急事態宣言もまん延防止等重点措置もない日々が半年ぶりに戻りました。全人口の6割(1回目は7割超)がワクチン接種を終え、出口はまだ先かもしれませんが徐々に光が見え始めてきたと感じている方も多いのではないでしょうか?

人が自由に移動できるようになれば、海外からの観光客の受入れも段階的に緩和されていくことが期待されます。


中国「コロナ明けたら海外渡航」が7割超


日本国内でコロナ患者増加に歯止めがかからなかった2021年9月、中国の北京では「2021年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)」が開催され、日本政府観光局(JNTO)北京事務所も出展。その際に中国 SNS「WeChat」によるアンケートを実施しました。


2,203人を対象にして行われたアンケート結果によると、26%が「海外旅行が再開したらすぐに行く」と回答。「半年以内に行く(26%)」、「1年以内に行く(24%)」と回答した人を合わせると、全体の76%が海外旅行に積極的な姿勢を示しており、コロナ後も中国からの多くの観光客が日本に来てくれるであろうことに期待が高まる結果となりました。

同事務所によると、2022年の北京冬季五輪の開催をきっかけにウインタースポーツへの関心が中国でも高まっているそうで、その面から見ても日本の観光業の見通しは明るいといえそうです。


観光地の各自治体や観光協会、ホテル・旅館は今から万全の準備を整え、近い将来中国から来て下さる方々をお迎えできるようにしておくべきでしょう。


中国語ウェブサイトの落とし穴


その備えのうちの1つにインバウンド向けウェブサイトの構築が挙げられることはいうまでもありません。企業や観光協会などで、すでにサイトの中国語(簡体字や繁体字)翻訳作業を完了しておられるところも多いかもしれません。しかし、ご存じない方も多いのが、残念ながらそのウェブサイトが「中国国内から閲覧できない可能性が高い」ということです。


中国に一度でもお出かけになられた方なら、中国大陸のどの都市でも空港に降り立ってスマホの電源を入れると、Facebook や Twitter、Youtube、Google など日本で当たり前のようにつながっていた SNS やプラットフォームが使えないことをご存じかと思います。それは「ネット上の万里の長城」とも呼ばれる「金盾」によって中国国内から多くのサイトやネットサービスへのアクセスが制限されているためです。


また、閲覧自体は可能だとしても中国国内からはすべての海外サイトに対してアクセス制限につながる検閲対象ワードのモニタリングが行われているため、表示するまでに平均して16.4秒もの時間がかかってしまいます。


加えて、中国での公開を前提に設計されていないウェブサイトは、中国でブロックされるリソース(Google、Facebook、Youtube などのオフショアリソース)を使っているか、パフォーマンスが低いテクノロジーを使用しているため、ページの表示が非常に遅くなるだけでなく、表示が崩れてしまうこともあります。


これではせっかくサイトのデザインを洗練させて中国語に翻訳しても、中国で閲覧できなかったり、表示される前にスキップされたりすることで大きな機会損失を生んでしまいます。

この悩みを解決する、つまり構築したサイトを「中国でもスムーズに見ていただけるようにする」ためにはいくつかのアプローチがあります。


中国向けウェブサイトは「最適化」が必要


上記でご説明したとおり、中国現地で問題なく閲覧できるサイトをつくるには少々対策が必要です。


1. 中国現地でウェブサイトを管理する


もっとも理想的なソリューションは中国工業情報化部(MIIT)が発行する許可証である ICP(Internet Content Provider)を取得して、現地のインターネット事情に精通したスタッフによって管理・運営することです。しかし、これには手続きに膨大な時間が必要になりますし、許可取得後も継続的に大規模な予算を組むことにあるため、大企業でも一部しか実現できていないのが現状です。


2. 専用の通信回線を設置する


別の方法として、日本にノードを置き、日本と中国の間に専用線を契約することも考えられます。しかし、日本のウェブサイトを閲覧させるためだけに専用線を開設するのは費用対効果が見込めません。香港や台湾にノードを設置し通信環境を改善するようにすればコストはそれなりに抑えられますが、コードの互換性の問題や管理が二重になるなどの負担も見過ごすわけにはいきません。


3. ChinaSPEEDで日本にいながらサイトを最適化する


費用対効果、導入時間を考えたときに最も効率的といえるのが、中国向けウェブサイトの差高速化・最適化に特化したサービス「ChinaSPEED」です。


現行の中国語サイトの URL をご提供いただくだけで現状での問題を洗い出し、中国でサイトを閲覧するにあたってボトルネックとなる部分を迅速に解決することができます。



最短10日で完了!ChinaSPEED サービスの特徴


それでは、ChinaSPEED がどのようにして日本国内のサイトを中国向けに最適化するのかについて簡単にご説明いたします。


STEP 1:現行サイトをスキャン


まず、ウェブサイトをスキャニングし、問題を洗い出した上でサイトのクローン(複製)を作成します。これにより、2つの異なるバージョンのサイトが存在することになります。1つは中国以外からのグローバル環境からの訪問者向け、もう1つは中国国内からの訪問者向けです。


STEP 2:エラーとなる要素を中国の代替サービスに置き換え


次に中国国内向けに複製されたウェブサイトを、適切なHTMLセットへ修正します。また、Youtube などの動画サービスや SNS は中国で使用されている Youku や QQ などのリンクに置き換えます。Google マップも表示されないため、自動的に BaiduMap (百度地図)に置き換えます。これにより、中国国内で閲覧される際に表示が崩れることもありません。


STEP 3:最適化済みのサイトを高速化


最後に優れた CDN(Content Delivery Network)を利用して、中国への高速配信ができるようサイトの最終調整を行います。ChinaSPEED を利用することで中国での表示時間は安定し、平均2.8秒まで短縮でき、利用しない場合に比べて平均5.9倍速くなります。


これらの工程は約1週間~10日で完了するため、機会損失のリスクを限りなく軽減できるのです。


以上のウェブサイトの最適化は中国本土だけでなく、香港や台湾でも可能です。アクセスしてきた IP アドレスから地域を特定し、中国、香港、台湾からのアクセスは香港に設置したクローンサイトに誘導します。これらのエリア向けに中国語繁体字に翻訳されたウェブサイトがある場合は1つの契約で簡体字・繁体字の2つのウェブサイトの最適化を行うことが可能です。

※中国本土では簡体字、台湾・香港では繁体字が用いられます


サービス開始後の運用はすべて ChinaSPEED にお任せ。お客様の側では中国語ウェブサイトの作成・更新を行っていただくだけです。それらもすべて中国でも表示できるものに自動的に置き換え、中国に対して接続性の良い環境でウェブサイトを開設します。


また、ウェブサイトだけでなく、最近の国際会議で増える中国からの参加者向けに Vimeo や YouTube を用いてライブ配信や動画を一括配信するといった用途でも ChinaSPEED のサービスをご利用いただけます。


「今はインバウンド需要がないから」とウェブサイトの最適化を先延ばしするのではなく、今こそ旅行ができるようになったときに向けて先手を打っておくことが大切です。そのためのソリューションとして ChinaSPEED の活用をご検討ください。


ChinaSPEED 公式サイト:https://www.chinaspeed.io/


執筆:SIJIHIVE Team


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